試しに10万円でリップルコインを購入してみました。
そこで今回は、注目の「リップル(通貨単位XRP)」のポイントをおさらいしつつ、さいごにXRPの購入方法を案内します。
リップル(Ripple)とは?
まず、リップル(Ripple)とは?
Ripple社 によって開発されたネットワーク上の通貨です。
お金の代わりに、やりとりが可能です。ただ、現在は投資対象として購入する方が多いです。
いわゆる仮想通貨ですが、通貨の情報は、世界のコンピュータに分散されて保存されています。
お金のやりとりとして利用すれば、国をまたいでもリアルタイムで取引できます。
誰が作ったの?
もともとは、2004年にカナダのウェブ開発者である Ryan Fuggerが考えていました。
個人間の決済手段を目指して開発が進めていて、ビットコインの登場により、その応用技術が導入されることで、現在のリップルのシステムとなり、2012年にサービス開始しています。
いまは、リップル社に指揮権が渡され、リップル社で開発を進められています。
ところでなぜ、仮想通貨が必要なの?
さまざまな業界・分野でテクノロジーの恩恵を受けていますが、金融システムは古いままです。
そこで、時代遅れの金融システムに、進化が求められています。
具体的には、国際送金の課題があります。割高な送金手数料、何日もかかる送金処理、限られた利用時間。それらを解決するのがブロックチェーン技術を使った仮想通貨です。
3分動画でわかる金融システムのイノベーションというわかりやすい動画がありましたのでご紹介します。
リップルがほかの仮想通貨より優れている理由
送金が4秒で完了する!
ビットコインは、1時間以上かかります。
すぐれた仮想通貨として代表される2番手のイーサリウムなら、2分以上です。
使っているプラットフォームが違うため、リップルは4秒と優秀なことがわかります。
1秒間の取引は1500件と圧倒的
1秒間の取引は1500件と圧倒的です。ビットコインなら3-6取引、イーサリウムなら15件ほどです。圧倒的な処理速度です。
公式サイト XRP | Ripple
ripple.com/xrp/
計算にかかるエネルギーが少ない
処理の速さの要因は、のビットコインが採用している「Proof of Work」の欠点を補う、代わりの手段として採用されている「Proof of Consensus」です。これにより、即時性のある決済システムと、計算にかかる電力消費を一気に減らすことに成功しています。
ざっくり、一言で取引の検証を誰がするか違います(検証作業すると報酬がもらえます)
PoW(proof of works):掘った人が平等に検証
PoS(proof of steak):保有量の多い人が検証
PoC(Proof of Consensus):あらかじめ決めた信用ある人が検証
仮想通貨のリップル(Ripple)って?壮大な構想がある?
bitcoin-yoro.com/altcoin/ripple
2012年に設立で古株の仮想通貨
ビットコインの次に市場の大きいイーサリアムは2013年に開始。それよりも古いのです。
リップルは韓国で熱い
75%は、韓国ウォン(KRW)で保有されています。
53%は「Bithumb」で保有。2位は「Coinone」で13%です。
なお、「Bithumb(ビッサム)」は韓国最大取引所です。韓国はビットコインはそこまでじゃないものの、イーサリアム、リップルなどのアルトコインの取引量が多いのです。「Coinone」も韓国の大きな取引所で「Korbit」とあわせて三大取引所となります。
リップル/Ripple 相場チャート (XRP/JPY) | CoinGecko
www.coingecko.com/ja/%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88/%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB/jpy
大手企業との連携が進む
Googleが出資して一躍有名に
2014年にGV(Google Ventures)が出資しています。
ビットコイン、最大の“ライバル”の実像:日経ビジネスオンライン
business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140421/263232/?rt=nocnt
三菱東京UFJ銀行が次世代型の国際送金サービスに利用
2017.3月発表。MUFGは、2018年初から、仮想通貨の中核技術であるブロックチェーンを活用した次世代型の国際送金サービスを始めるとのこと。
三菱UFJ、送金効率化へ世界連合 米欧豪6行と18年 :日本経済新聞
www.nikkei.com/article/DGXLASDC30H1H_Q7A330C1EA2000/
SBIは合弁会社を設立し、国際送金コストを6割軽減
2016年5月、SBIホールディングスが、リップル社への出資を発表。
2016年にはRippleと合併会社「SBI Ripple Asia」を設立して、国際送金コストを約60%も軽減した。
FinTech導入が金融機関の“生死”を決める--SBI北尾社長 - CNET Japan
japan.cnet.com/article/35097484/
大物リップラー現る?
謎のTwitterアカウント「100億円PLAYER」が情報発信と熱いコメント
100億円PLAYER氏のツイッター上での熱いコメントと情報発信が注目を集めています。
『わしらが勝ち組や。いくで。やるで。リップル買い増しや』という名言も流行りつつある。
与沢翼氏が長期保有目的で億単位の金額にて参戦
リップルホルダーとして、熱いコメントをリップル価格変動とともに実況しています。
チャートの描く軌跡に対する言葉の表現が素晴らしいです。
「神々しい下髭。地面を蹴り返す力」2017年12月22日の歴史的暴落時のコメント(画像内)
4時間足ベースの下髭固まって欲しいな。 pic.twitter.com/djrOfKh7gM
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年12月22日
さっそくリップルを購入してみる
リップルを購入するには、取引所で口座を開設する必要があります。
そして、リップルが購入できる取引所は限られています。
以下の取引所で購入可能です。
[ul]
CoinCheck(コインチェック)
bitbank.cc(ビットバンク)
[/ul]
そして、ある程度信頼できる取引所ということで、一番取引量が多い「コインチェック」にしました。
購入の流れ
まずは、CoinCheck(コインチェック)で口座を開設します。
[aside type="normal"]
コインチェック 口座開設
coincheck.com
[/aside]
入金します。
コンビニ、クイック入金なら24時間入金可能です。
銀行振込の場合には、平日の翌日あたりに入金されます。
クレジットカードから直接購入することも可能です。
(今回は、銀行振込にしました)
リップルを買う
ログイン > ウォレット > コインを買う > Rippleを選択します。
数量を10万円になるように調節します。
購入するボタンをクリックします。
すぐに「決済されました」と表示されます。
コインの購入履歴に「完了」と表示されます。
クリックすると詳細がみれます。
レートは「32.04 XRP/円」のようです。レートは時価でコントロールできません。
無事に、リップルが購入できました。
今後、仮想通貨で世の中がどう変わっていくか楽しみです。
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コインチェック 口座開設
coincheck.com
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