【ビットコイン解説】ブロックチェーンだ、ビットコインだとか騒がしいけど、一体何がすごいのか?どこで買える?

こんばんは、話題のブロックチェーンレボリューションを読みました。

400ページと非常に厚い(ある意味、内容も熱い)本ですが、10日間(4,5時間くらい)かけてなんとか読み切りました。内容はとても濃いです。

読んで忘れてしまっても、もったないので自分への備忘録としてダイジェストをまとめます。時間がない方はこの記事を参考にしていただければと思います。

内容に興味を持った方は、ぜひ読むことをお勧めします。
ちなみに、この本を読んでビットコインも買ってみました。

ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか
ドン・タプスコット アレックス・タプスコット
ダイヤモンド社
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まず、そもそも…

ブロックチェーンとは何か?

ブロックチェーン技術を使った画期的なサービスがビットコイン。

では、ビットコインとは何か?

  • バーチャルな通貨
  • 取引はすべて記録
  • 分散ネットワーク上に保存
  • 記録は誰でも自由に見ることができる
  • 個人情報と取引データは結びつかない
  • 公開鍵と秘密鍵よる高度なセキュリティ

ブロックチェーンの特徴(メリット)は?

お金のやりとりが便利になる

ビットコインにより、もうジャラジャラとコインを持ち歩く必要はない。会計の際に、毎回、財布を取出し、紙切れやコインを数えて、店員に渡す必要はない。大金を保管するために、既存の金融システムに口座を開設する必要はない。送金にかかっていた手間や手数料は不要となる。

ビットコインのやり取りを全て記録する

新しい暗号通貨として、分散型のコンピューティングによって信頼された第三者を介することなく端末間でやりとりされるデータに嘘がないことを証明する

悪い行動の排除

ネットワークにとって悪い行動は駆逐される。評価は正しい行動が高くなるため。
不正のできないプラットフォーム。詐欺や不正アクセス、スパム、マルウェアに強い。堅牢かつ透明性の高い設計。

記録できるものは通貨のやりとりだけはない

どんなデータも記録可能。個人の出生、結婚、不動産の権利、出身大学、怪我や病気、選挙の投票、購入した商品・サービス。個人情報や個人の行動、企業行動も管理することが可能。

高度なセキュリティ

しかも非常にセキュリティが高い。個人情報のブラックボックス化。分散されたネットワーク上に暗号化されて保管されているため。盗めない。公開鍵と秘密鍵の技術による現在、最も高いレベルのセキュリティ。

中央管理システムはどこにも存在しない

システム全体をコントロールすることは不可能。分散されたネットワーク上に存在するため。ビットコインの巨大データセンターは存在しないのでテロや戦争で狙われることはない。

モノ自体がリアルタイムに取引可能

仮想通貨によりモノ(例えばAI)が、判断、取引することが可能。それにより、モノが勝手に判断して必要なものを購入、用意、準備してくれることも可能となる。

ビットコインは、どこで買えるのか?

ビットコイン日本情報サイトによると、最近の出来高は「コインチェック」が一番多く、続いて「コインエクスチェンジ」になります。
日本の利用者向けですと「ザイフ」「ビットフライヤー」が使いやすくて良いかと思います。

どこで買っても同じなので、それぞれのサイトでサイトのわかりやすさで選んでもよいかもしれません。
私はすべて口座をもっていますが、「コンエクスチェンジ」は会社情報の入力があったりとやや手間でしたのでそれ以外は比較的どれも口座開設しやすいです。

coincheck (コインチェック)
Zaif (ザイフ)
bitFlyer (ビットフライヤー)
QUOINEX (コインエクスチェンジ)

ブロックチェーン技術によって開かれる未来

単なる仮想通貨といえば、そうであるがビットコイン&ブロックチェーン技術はとんでもない可能性を秘めている。問題は、社会の影響が大きく、過去のシステムで働く人々がそれを受け入れらるか?である

画期的な変革は外からやってくる電話会社の大手AT&Tはスカイプを作れず、VISAはペイパルを作れなかった、自動車業界からウーバーは出てこなかった。ホテル業界からはAIRBnBは生まれなかった。

インターネットの初期と同じようにブロックチェーン革命は、既存のビジネスモデルをひっくり返し、業界を変革する。インターネットができて、人々が便利、暮らしが向上、社会が豊かになったように、ブロックチェーン技術により、さらなる人類、社会の進化が開かれる。

インターネットが紙を不要としつつあるように、ビットコインは紙幣と貨幣を不要とする

インターネットはニッチな既存技術であったが、目をつけたアメリカ副大統領が旗振りをし、構想を描いたことで大きく発展。ブロックチェーン技術やビットコインにも、業界人、大きな影響力を持つ人物が、可能性に注目し、次々と参画し、構想が形になりつつある。

クリントン財団もビル&メリンダ財団もブロックチェーン技術の活用を視野に入れている

金融システムの革命

今後10年世界のGDPの10%がブロックチェーン上に保管されるというのが、世界フォーラムの見解。

時代遅れの会計

今の会計処理というは古い慣行を使い続けて膨大な作業時間と人々の労力が消費されている。専門用語や複雑な計算で、普通の人は読むことができない。

現在の会計は、管理が会計士しかできない。ヒューマンエラーが発生する。抜け道が多すぎる。時代遅れである。それらを監視するためにさらに人の労力を費やしている。

送金が安く、早く、簡単になる

銀行とATMは過去のものとなりスマホがその代わりとなる。
ブロックチェーン技術は、そこを簡単に、短時間にする。

ただ、富が絡む、お金と直結とする部分となるため、人類の進化のために有益な変革であるとわかっていても企業・政治・社会的仕組みのために反対せざるを得ない人が出てくる

大きな資金である途上国への送金問題

非常に可能性を秘めている部分。外国人労働者が途上国である自国へ送金は、世界的に大きな資金流動となるが、手数料は7%から2%となり、面倒で時間がかかるが、簡単に端末で可能となる。

支援金はどこかの財団に消えてしまう問題は後を絶たないが、確実に必要な人へ届く。

送金だけのために消えていたお金がなくなる。世界にビジネスを展開する企業にとっては非常に大きな話。手数料を取っていた金融機関にとっては大きな痛手。存続すら危ぶまれる事態に。しかし人類・社会の発展のためには非常に大切な変革。

発展途上国に銀行口座を開くのに、何ヶ月もかかったいた時間と、現地まで足運ぶ手間が、ブロックチェーン上で動くビットコインのやり取りにより、短縮、簡単になる。

国家間との送金問題の解決

現在ほとんどの契約(個人間、企業間、政府間)が紙ベースであるが、それがブロックチェーン上に管理されることで、承認かかっていた時間、送付にかかっていた時間、紛失による損失、保管や書き込み、転写、やりとりにかか人々の手間が大幅にカットされる。

その分、人類が人類・社会の発展のために時間を使うことができる。アメリカから中国にお金を送金すると、紙幣より、重いハンマーの方が早く届いてしまう現在の金融システムの問題を解決する。

ビジネスシステムの革命

ブロックチェーン技術を使えば、信頼性の高い、嘘がつけないブロックチェーン上に過去の職歴、資格や人々の信頼関係を記録していけば、仕事の最適化もかけられる

人と人の約束事も管理可能。金、モノ、仕事、情報のやりとり。例えば、クルマの貸し借り、家の貸し借り、お金の貸し借り、作業依頼。スマートコントラクトと呼んでいる。インセンティブとペナルティーの設定が可能。

各種ローンの審査にかかっていた時間が大幅に削減される。時間だけかかっていた資金調達が早くなる。ビジネスが加速する。

企業は採用に無駄なコストを割く必要がない。
企業は誤った人材を採用する可能性が少なくなる。
人のリソース、企業を超えて適材適所に人のリソースが割かれて、社会の発展スピードは向上する。
人々はより努力するようになる。
能力がある人、スキル向上に努めた人がより、豊かな見返りを受け取ることが可能となる。

クリエイター、特に音楽関係者は作品の対価を十分に受け取ることができる。

支払い受け取るのに口座を必要して諦めた人や、未払いのために苦しんでいた人が、お金の受け取りが可能となり、起業家がどんどん生まれる。

IoT(あらゆるモノがネットにつながる)社会の実現

IoT技術が進歩しても社会の契約やお金のやりとりは、結局、人が間に入ることになる。

ビットコインとスマート契約(スマートコントラクト)により、モノが判断して購入や取引が可能となる。モノがセンサーが受け取った情報(天気や土壌情報など)を判断して最適な取引を実施する。

ブロックチェーン技術によって、「時間」「モノ」「エネルギー」「お金」がブロックチェーン上で適切に管理されることによって、モノが自動的に動くようにする。モノからお金のやりとりまで全てが。

ブロックチェーンの問題点は?(光と闇)

  1. 急成長技術であるが未成熟な技術
  2. 現状、突然ユーザーが10倍になると処理が追いつけない
  3. インフレ防止のため発行量最大2100万、西暦2140年発行停止予定。金と同じで溜め込む人が多く、流通が減る可能性がある。
  4. 高度なセキュリティの反面、パスワードを忘れてしまったらコインが取り出せない。パスワードの再発行はない。
  5. 計算のために、年間100億円以上の電気が使われると想定され、エネルギー問題となる可能性あり。
  6. ビットコインのメリットの1つがが無用な手数料などのコストが低いことであるが、政府により課税や規制ができるとメリットが失われてしまう。
  7. 古い金融企業が既得権益を守るために圧力がかかる可能性。ブロックチェーン企業が端から潰される可能性。
  8. ネットワークを保つためにマイニングのインセンティブが必要であるが、そのコストが4年半ごとに減少するので、ブロックチェーン技術が保てない可能性がある。
  9. ブロックチェーン技術は特に金融業界の自動化をいっきに進めるので、人間の雇用が奪われる。しかし、この点は人間がさらに高度なことにエネルギーをさけば良いので議論するまでもない。
  10. オープンな技術でコミュニティが存在しないためすでにある様々な派閥で争いが起こっている。
  11. 匿名性が高い資金調達が可能となるため、テロ容疑者の資金源ともなる可能性がある。いまよりずっと資金調達が簡単になるという意。
  12. オープンな技術であるため特定の団体が個人情報を悪用する可能性がある。しかし、非常に匿名性が高くセキュリティが高いため、それを上回る高度な技術を持たなければいけないがそれは非常に困難。
  13. 犯罪に利用されてしまう、違法商品の販売に使われてしまう。ただ記録が明確に残るので逆に取り締まりやすいとの意見も。
  14. 現在のコンピュータを遥かに上回る計算能力をもつ、量子コンピュータというまだ実現していない技術が出てくると、現在のブロックチェーンの暗号が役立たなくなる。計算処理の限界を利用した暗号化のため。

さいごに

ブロックチェーンレボリューション。ビットコインのしくみを勉強するために軽い気持ちで本を手にしましたが、その内容は近い未来を予測した非常に内容の濃い本でした。著者がみせてくれた未来はどれも実現できれば圧倒的に人類にとって幸せな世界でした。

ブロックチェーン技術は、危ないじゃないのか?と悲観的に考えればいくらでも採用しない理由が出てきますが、大事なのはそこではなく、現状の課題点をどう解決していくかという視点だと感じます。私自信、古いものにしがみついて、いつの間にか、取り残される側にならないように、新しいものにも挑戦していかないといけないなと、考えられる一冊でした。

次なる変革を知るためにも、オススメの一冊です。

ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか
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(参考) ビットコインの主要取引所

ビットコインに可能性を感じましたら、ぜひ、お試してください。3000円からでも投資可能です。
上でもお伝えしいてますが、どこで買っても同じなので、それぞれのサイトでサイトのわかりやすさで選んでもよいかもしれません。
私はすべて口座をもっていますが、「コンエクスチェンジ」は会社情報の入力があったりとやや手間でしたのでそれ以外は比較的どれも口座開設しやすいです。

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QUOINEX (コインエクスチェンジ)

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