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映画「リミットレス」を見ましたので鑑賞メモです。

映画「リミットレス」を見ました。鑑賞メモにまとめておきます。
ネタバレが含まれていますので、まだ見ていない方はご注意を。

この映画は一言で言うと、「普段20%しか使っていない脳を100%使うとどうなるか」を
描いたもの。あらすじとしてまとめると次のような展開です。

さえない主人公。作家志望であるが現在スランプで一文字も書くことができない。
久しぶりに再会した前妻の弟。麻薬密売人をしていたことから謎の薬をもらう。
その薬は普段20%しか使っていない脳の活動を100%にする。
その薬によって作家として大ヒット作を生み出し、投資家として大儲けする。
そして、いよいよ大企業の取引に挑戦というところで、
その薬のおそろしい副作用を知る。さらに、同じ薬を使ったライバルの登場。
そんな中でも、必死に最後の取引に向けて困難に立ち向かう。
大量にあった薬も残り僅か、その僅かも誰かに盗まれてしまう。主人公はどうなってしまうのか。最終結末は意外な展開でした。

この主人公は見方によっては、スーパーマンです。
薬が切れると、またさえない人になって、ピーンチ!
そして急いで薬を飲むと途端に最強なり、見ている人が痛快と思えるほど、あざやかに困難を乗り越えていく。

一方、スーパーマンといってもやはり、麻薬と同じドラックという見方をすると、ドラックによって幻覚を見ている主人公。普通のひとが大変な努力をして勝ち取る成功、権力、語学をいとも簡単に努力せずに得てしまう。そういった点で最後に大成功で結末を迎えることになるが、人生にはやはり努力が必要、ドラックなんかに頼っていたはダメという道徳的な見方をしている私のような典型的な日本人にとっては、「えぇっ?!」そこで終わりと感じてしまう面もありました。

全体として、作り話とはいえ、人間がいかに普段脳を使っていないのかと思いました。
脳をフル回転させれば、創作活動も、ビジネスも、格闘技さえも大抵のことは成功してしまう主人公を見て、明日から薬を使わなくても20%と+αくらいは脳を使っていきていきたいと感じます。

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