A/Bテスト

【事例】Google オプティマイズを使ったA/Bテストで驚くほど結果が出ました

Googleオプティマイズを使った改善のお手伝いをしていますが、とても良い結果が出た事例がありましたのでご紹介します。

[voice icon="http://2m3g1.com/wp-content/uploads/icon-1.png" name="つまみさん" type="r line"]
無料で提供されているGoogleのA/Bテスト!
正しく理解して使えば非常にパワフルです
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Googleオプティマイズとは?

さまざまなレイアウトやデザインのWebページをテストして、指定した目標(ゴール)を発生するのはどちらがよいか検証できるツールです。

数十万もする有料の海外製ツールはいくつか使ったことがあるのですが、なんにせよツール自体の価格が高いので、改善効果がコストを考えられるとなかなかでない状況がありました。

Googleから提供されているオプティマイズは、無料なんとエンジニアでなくても管理画面で手軽に設定できるので、非常にパワフルです

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オプティマイズ ヘルプ
support.google.com/optimize#topic=6314903
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今回行ったテスト

慢性腰痛を改善するためのサプリメントの広告用ランディングページです。

「慢性腰痛は85%が原因特定できていない」という現在のパターンですが、本当にこの訴求が顧客に届いているのか不安な点がありました。

今回、「つらい慢性腰痛のお悩みありませんか?」という疑問訴求のパターンを作成して、コンバージョン率がどう変わるか調査しています。

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慢性腰痛を改善するためのサプリメント「腰王」LP
koshiou.com/smp/shopping/lp.php?p=saikado1
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オプティマイズの設定

それでは設定を行っていきます。

初期設定

まずは、テストページやGoogleアナリティクスとの連携設定です。

オプティマイズタグを事前にページに設置したりするのですが、ここがやや苦戦します。

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エラーが出たら、お手伝いもしていますのでご相談ください。
coconala.com/services/611510
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スケジュール設定

テスト期間のスケジュール設定をします。結果が十分出るには、最低2週間が必要なので、2週間で設定しています。(画像は修了時にキャプチャ)

パターンの設定

テストパターンを設定していきます。管理画面で設定することができますがやや設定の知識が必要です。念のためプレビューモードで正しく動作しているか確認してOKです。

目標設定

続いて、目標(ゴール)設定です。テストパターンをどの指標で評価するか設定します。

購入だと十分な数が発生せず、テストパターンの評価ができないおそれもあったので、「50%」までスクロールしたタイミングを特殊な設定を使って行いました。

サブゴールとして、「電話番号タップ」「購入完了」を設定しています。

参考:詳細スクロールデプス計測
[kanren postid="2595"]

テスト開始

設定が完了したら、テストを開始します。テストを開始すると修正ができないので注意が必要です。途中で早期終了も可能ですが、十分に評価されない可能性があります。

2週間経って、テスト結果の確認

テスト結果はGoogleアナリティクスで確認します。オプティマイズでも確認できますが、アナリティクスの方がわかりやすいです。

レポートメニューから「ウェブテスト」を開きます。

オリジナルのCV率が「12.69%」で、テストパターンのCV率「17.56%」です。

+5ポイントの驚異的な改善がみられました!

オプティマイズでの結果確認

オプティマイズのレポート機能でも結果を確認しています。

「明確なリーダーが見つかりました」と表示され、結果が出ています。

  • 改善度(CV率が改善される幅)「0%~98%」
  • 最適である確率「98%」
  • ベースラインを上回る確率「98%」

非常に高い確率で1倍~2倍に改善されるようです。

想定通り、やはりスクロール率以外の電話番号タップや購入完了は件数が少なく、数値の幅が大きく、十分な結果が得られていないようでした。

「悩みをはじめに訴求」のテストパターンが高い成果が出ています。

テストを評価にするにあたって「改善度」「最適である確率」「ベースラインを上回る確率」の定義は、次の通りです。

  • 改善度
    選択した目標についての、パターンとベースラインにおけるコンバージョン率(目標を達成した割合)の差。
  • 最適である確率
    総合的に見てそのパターンが最良である確率。
  • ベースラインを上回る確率
    あるパターンのコンバージョン率がオリジナル パターンのコンバージョン率を上回る確率。

時系列で表示された場合です。

最初から最後までテストパターン(緑色の線)が高いコンバージョン率を出しています。

テスト結果の反映

ここまでテストも無事に終わり、今回良い結果出て満足という状況かもしれませんが、ここで満足して終わりだと、何も意味がありません。テストが終わったら、速やかにテストパターンにWebページを修正することが大切です。

さいごに

以上、オプティマイズを使ったA/Bテストの結果でした。オプティマイズは非常にパワフルです。ぜひお試しください。

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設定にお困りでしたら、お手伝いもしていますので、お声がけください。ココナラにてお手伝いしていますので、ご依頼いただくか、もしくは、お問い合わせフォームから直接お問い合わせください。
coconala.com/services/611510
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