タグ管理ツール「Google タグマネージャ」(GTM)でイベントトラッキングをシンプルにやるにはどうすればよいのか?という疑問がわいたらこのページをご覧ください。
告知:スクロール計測の新しい手順作成しました!
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目次(ページ内リンク)
実現すること
・トリッキーな方法ではなく、もっとも一般的な方法でイベント計測を実装
・計測したいリンクやボタンに、1つ1つイベントタグを設置して計測
(自動イベントトラッキングはjsエラーのリスクがあります)
参考までに過去に作成したGTMのイベントトラッキング記事をリンクしておきます。
【自動イベントトラッキング】Googleタグマネージャを使って、サイトに設置した全バナーのクリック数を計測する手順
【クリック計測】Googleタグマネージャで、効率的なイベントトラッキング実装ステップ
計測結果はどうなるのか?
- イベントカテゴリ:click (固定値)
- イベントアクション:イベントが発生したURL
- イベントラベル:個々に重複の内容に命名 (例:TOP_メインバナー1)
- イベント値:1 (固定値)
実装手順
1.ページにイベントタグを仕込む
GTMの場合は、データレイヤー変数と呼ばれる専用の変数を使って、以下のようにイベントを実装します。
onclick="dataLayer.push({'EventLabel': 'XXXX', 'event': 'GTMEvent'});"
(例)onclick="dataLayer.push({'EventLabel': 'TOP_メインバナー1', 'event': 'GTMEvent'});"
2.Googleタグマネージャーを設定する
マクロ設定
「EventLabel」という名前のデータレイヤー変数を作成します。
ルール設定
「GTMEventというイベントが発生したら」という発動条件を作ります。
タグ設定
データレイヤー変数を格納して、イベントとしてGoogleアナリティクスにデータを
送信するタグを作成します。
3.プレビュー>デバッグ & Googleアナリティクスで動作確認
デバッグして動作していることを確認します。
リンク(ボタン)をクリックして、意図したタグが動作してれいばOKです。
Googleアナリティクスのリアルタイムレポート>イベントから状況を確認します。
4.バージョン作成・公開
最後に忘れがちですが、バージョンを作成して公開します。
これをしないと全く計測がされません。
以上です。
さいごに
データをとれたものの、Googleアナリティクスのデータを分析するには、ある知恵が
必要です。そういった分析知識は書籍等で学ぶことをオススメします。
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