日本社会では、8時間働くことが当たり前となっている。しかし、すべての人間が1日の十分な収入を得るために8時間の労働が必要なのだろうか?
実は必要なのは1日2時間
たとえば、1年間に収入の80%につながった仕事だけをギュっと凝縮して時間に直すと何時間になるのだろうか?
仮に、これが1週間に10時間だとすると、1か月(4週間)で40時間。1年間で480時間。
これを1日に換算(365日)すると、すべてを終えるのに1日2時間だけでよいのだ。
別の考え方をして、夏休みの宿題を前半で終わらせてしまうような方法ならどうか。
1月1日から8時間作業(これは残業の多いサラリーマンの1日の拘束時間より長い)でやったとする。すると、休みをとりながらでも2月か3月で終わってしまう。その後4月からは好きな旅行にでも趣味にぼっとうしていてもよいわけだ。
たまに出される塩ごはんは美味い?!
つまり、世の中には9時(もしくは10時)から17時(18時)まで労働しなければならないという考え定着しているが、自分で稼ぐしくみを作り、自分の裁量で仕事ができるならば、このような生活を実現することができ、自由に読書する、サーフィンをする、陶芸をするなど、社会から解放されたともいえる自由でアクティブで幸福に満ちた生活が送れるのである。
もちろん、みなと一緒に8時間ただ働いて、日々を忙殺されて一生を終えるのも、もちろん悪くはない。たとえれば、毎日、無味のご飯を食べていれば、たまに出される塩ごはんは、格別なごちそうになる。
選択は自由だ。一度きりの人生。あなたが選択するべきことだ。あなたの人生であるのだから。
「ただ働いているだけか?」問う。大切なのはこの考え方
もし、労働時間を短縮したいと考えるのであれば、そのためには、まず職場でこの考えを思い出すことが必要だ。
「いま生産性のある働きをしてるか?それともただ働いているだけか?」
これを午前中、午後イチ、17時、(加えて残業時間)の3回思い出すことだ。
これは大抵の人は仕事に忙殺され、忘れてしまう。だから、システムにお願いしておこう。OutLookのアラートに入れておけば、忘れる心配はない。
「週4時間だけ働く。」を読んで考えるハック。