

アクセス解析ツールは、「Adobe AnalyticsとGoogleアナリティクスのどちらがよいか?」という質問をよく聞かれるが、正直、どちらでもアクセス解析ツールとしては大差ないというのは、私の数年前の意見だ。ただ最近は状況が変わっているので、その点についてもう少し深く話そう。
昔は、アクセス解析ツールといえば、「SiteCatalyst」だった。少し前は、Adobe Analytics(旧:SiteCatalyst)とGoogleアナリティクスの2強といわれていたが、今は違う。
今の選択肢は、Googleアナリティクスの1つになってしまった。というのも、長いことAdobe Analyticsを使ったきた人間からすると、Adobeはひどく使いづらくなってしまったからだ。
- ログイン画面は、何ステップにも渡り、レポートを開くだけでも数分かかる、通過しなければいけない画面が多く、ほとんどのユーザーがたどり着けないかもしれない。この点について解説した記事はこちら
【操作】 Adobe Analyticsのログイン手順(アクセス解析ツール) - ログを貯めているサーバーはもうパンパンなのか、1つのレポートを開くだけでもしばらく計算が終わらない。
- おまけに、2年前以降のクライアントのログは消しているというからツールとして限界といっても過言ではない。
上記のAdobe AnalyticsとGoogleアナリティクスの両方を使った人がいるなら、誰もがAdobeのログイン画面の使いづらさに、驚かされるだろう。
いくつか利用ユーザーについてのコメントを見てみると同様なことが書いてある。
New login process of adobe analytics is frustrating nd discouraging
— Aquib Hussain (@HussainAaaquib) 2018年9月5日
アドビシステムズ社のアナリティクスの新しいログインプロセスは失望、そしてイライラさせられる
And my adobe analytics won’t login. So I’m annoyed and sleepy.
— ZiziTheFoodie (@Zizipho_ZA) 2018年8月29日
そして、私の adobe analytics はログインしません。なのでイライラして眠くなります。
もしかしたら、Adobeに失望してGoogleに転職したエンジニアが、最後に仕掛けたウィルスなのかとも思ってしまうほどだ。
Adobeはツールとして終わってしまった。強制はしないが、アドバイスとして、ただ1つだけ伝えておくと、将来のために、Google アナリティクスを使用することをお勧めする。無料であるが、もはや他の有償のツールよりも優れている。ただ、この点は、Adobeの利用を選択したときだけわかる。
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